2013年02月28日 更新
バッテリー上がり
車種:メルセデスベンツG500(2001.2)
バッテリーが空になっているため充電しておきます。
調整電圧、負荷電流ともに正常値。
放電を点検すると760mA。
完全に異常値ですので放電点検開始です。
各ヒューズを取外し、放電が止まるラインを見つけます。
今回は運転席シートの30Aヒューズを取外すと放電がとまりました。
シート下に運転席シートモジュールがあり、そのモジュールの電源を遮断しても同様に放電がとまります。
ベンツ専用診断機 XENTRY DASを使い「ESV」(運転席電動シート調整)に入ります。
ダイアグ N32/1コントロールユニットの故障が入っていました。
パワーシート用のコンピューターの故障です。
運転席シートモジュールを新品に交換して、再びDASを使い「前後調整」や「ヘッドレスト調整」などを初期化設定して完成。
放電も26mAに下がりました。
当店ではメルセデス専用診断機がありますので、安心してお任せください。