2014年06月17日 更新
エアコンが効かない
車種:三菱トラクター
トラクターにエアコンが付いているとは知りませんでした。
まずは何がどこに付いているかを確認します。
エンジンルームにコンデンサー、コンプレッサーが付いていて、ルーフのユニットには、エバポレータ、エキパン、ブロアモータなどが入っています。
マニホールドゲージを取り付け、圧力を点検します。
圧力は正常ですが、コンプレッサーがONしている時間が極端に短いです。
これでは冷えません。
コンプレッサーがすぐにOFFする原因を探します。
各部を点検すると、エバポレータの温度を測っているサーミスタ(サーモアンプ)が不良していることが分かりました。
このサーミスタはエバポレータを通った風の温度を測定し、一定の温度以下になるとコンプレッサーをOFFにする働きがあります。
サーモアンプを交換し性能点検。 エアコンが正しく動くようになりました。
トラクターという事で今回は出張診断、修理を行いました。
当社ではこんな診断も行っていますというご紹介でした。
当社ではこんな診断も行っていますというご紹介でした。