午後の観光で、一番目に訪れたのは<中正紀念堂>。

約25万㎡という広大な敷地のなかには、巨大な「紀念堂」と世界に誇る文化の殿堂「国家戯劇院」・「国家音楽廰」があります。
公園の中央に建つ高さ70mの純中国式建築物「紀念堂」の2階へと続く階段はなんと90段。
この数は故・蒋介石が1975年に亡くなった時の年齢です。(実際の年歳は89歳なのですが、台湾では数え年を使うので90段になったそうです。)

内部中央には高さ6.3mの蒋介石元総統のブロンズ像が安置されています。

90段を登って疲れているのを隠しても隠し切れない私の笑顔(爆)

次に向かったのは、私が楽しみにしていた台湾式のお茶の入れ方を教えてくれるお店<茶楽>です。

台湾を代表するお茶の「凍頂烏龍茶」や「東方美人」など数種類のお茶をいただきました。
同じ茶葉でも1杯目と2杯目とでは味が全然違い、水出しでもおいしく飲める方法もあったり、台湾のお茶の深さを知りました

次に訪れたのは商売繁盛の神様<行天宮>。
行天宮のメインの神様は「三国志」の登場人物としても出てくる関羽です。
この関羽、武将として名を馳せていますが、実は中国史上初めてそろばんを使い部下達に公平に報酬を分配したという人物でもあるとのこと。
それゆえ、今では商売の神様として崇められているのだそうです。

廟内に進むと、不思議な行列が・・・思わず私も並んでみました(笑)
この水色の服を着たおばさま達が、ボランティアでお払いをしてくれているのだそうです。
名前を告げると、優雅な手振りで身体を清めてくれます。誰でも無料でお払いしてもらえますよー

こちらでは、同じくボランティアのおばさま方が火の点ったお線香を配っています。

お線香をいただいて、周りの方を見習って、参拝しました。ご利益ありますように・・・

行天宮の周辺は、台湾らしい光景がたくさん見られます。
顔のうぶ毛をきれいにとってくれる台湾式お手軽エステ「挽面」。

そして、占い師が集まる有名なストリート・占い横町。
かなり、当たると評判らしいです。占って欲しかったのですが、時間がなくて残念。

バスで周っているとはいえ、そろそろ疲れがたまる頃、ナイスタイミングで足つぼマッサージのお店へ。

横一列に並んで、足つぼマッサージを受ける様子は、なんとなく壮観です(笑)
手に持っているツボが描かれたパンフレットを使いながら、どこが悪いのかを教えてもらいます。

私は意外と痛くなくて(残念・・・?(笑))どうやらほぼ、健康体なようです。
(もしくは単に痛みに強いだけかも(爆))

一日観光ツアーの最後は、<保安宮>への参拝。こちらは主神に「医療の神様」保生大帝を祀った神社です。

ここで、行天宮で気になっていた台湾式のおみくじの引き方をガイドさんに教えて頂きました。

自分の相談ごとをいって、2つの木札を地面に投げつけ、表と裏の組み合わせがでたら、おみくじを引くことができます。
台湾の人々は何か悩み事があると、すぐに廟へいってこのような方法で神様に意見を聞くのだそうです。
老若男女を問わず、学校の試験や引越し、転職、恋愛など身近なことを相談しに来るとか。
神様への相談事は、「私と彼の相性はどうですか?」と曖昧な形ではなく、「私と彼の相性はいいですか?」とYes-No形式で質問するのがよいのだとか。

表裏の組み合わせが出て、神様に相談事が何かの声が届いた後、この大きなおみくじを引きます。
先には、番号が書いてあり、この番号のおみくじで良いのかどうかを、先ほどの木札でまた神様にお尋ねします。

最終的に引いたおみくじに、どんなことが書いてあるのか・・・は北京語のため読めないので、ガイドさんに教えていただきました。
私がどんな相談事をしたかを一言も言わなかったのですが、ガイドさんの読んでくださったおみくじに書かれていた文章が、ずばり、質問に対しての答えだったのでかなりびっくり。
台湾のおみくじ、恐るべしです。

さて、この後、2日目の夜以降、波乱の(笑)旅の後半は次回へ・・・
 

 
             


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