第12回目の今回は、シリーズ第3弾『全てはここから始まった〜National COCK PIT編』(全5回予定)をお送りしたいと思います。管理人の物を捨てられない趣味(コレクション)もココまで来たか!!という程、結構古いです!!まずは下記のカタログの表紙をご覧下さい。

 
(左)S57.9月の表紙 すごい表紙だ・・・
(右)車種別適合表 意外と取付不可が多い・・・
※クリックにて拡大出来ます。

決して国際線のスチュワーデスでもなければ(上半身はそれらしいが、スカートがレース編みである・・)パイロットでもありません。もちろん、ナショナルの社員の方でもございません。『チャーリーズエンジェル』『ジャクリーンビセット』『ファラーフォーセットメシャーズ』といったやたら派手なおねえ様達が、猛威を振るっていた時代のカタログです。(チャーリーズは、言うまでもなくオリジナルの方です。キャメロン・ディアス??誰ですか?それは?)今回特集する700シリーズの発売時期は、昭和57年になります。

このCOCK PIT(コックピット)がどういう商品かというと、ご存知の方も多々おられるとは思いますが、いわゆる天井につけるカーコンポ(当時カーステレオは、幾つかの組み合わせからなり『カーコンポ』と呼ばれていました。ちなみに、『カーコンポ』は松下電器の登録商標です)のことです。冷静に考えてみると、純正のオーディオの位置の方が、十分操作性も良いかと思うのですが、当時は飛行機のコックピットにいるパイロット気分で車を運転し、又その空間を楽しんでいたのです。コンポブームの当時、まこでんでは(当時社員は社長を含め7名)約50台くらい取り付けをしたそうです。ちなみに、この頃まこでん管理人は19歳!!まさに、花のティーンエイジャーでした!!(学校と麻雀とアルバイトに明け暮れた日々の真っ只中・・・この頃アルバイトで、既にまこでんの配達 業務や、なんとスタータ、オルタネータまで修理していたのです。この際に、教えてもらった人が現まこでんの部長・・・。)何はともあれ、やはりこのCOCK PITはかなり印象的だったそうです。

しかーーし・・・
管理人の車には残念ながら適合不可!!天井が段付きの、一体型成形天井の車には固定できないのです!!ちなみに当時の管理人の愛車はS55年式のTE71 トレノSR。(TE71前期モデルのシングルカム、中古を購入)この車、何故か追突されることが多く、わずか1年で乗りかえる。次の車はS57年式のまたまたTE71 レビンAPEX(TE71後期モデル、当時では意外と少なかったDOHC。トヨタでは『ツインカム』と呼ばれた。)こちらは新車を購入。このコーナー最後に写真があります。

『音と光がフライトする。コックピット』

『琥珀色に輝くパネルイルミネーション』
マイコン搭載、多彩な機能を装備したRM-700!!
RM-700 オーバーヘッドコンソール型カーコンポ
標準価格 220,000円(メインアンプ部別売)

『どのデッキで聴かそうか、充実のコックピットー555シリーズ』
ステレオカセットデッキがなんと46,800円〜69,800円、チューナーが
別売りで42,800円!!などなど、今では考えられないビックリ価格です!!

 

(左) グレードアップできるシステム一覧
(右) 前モデル RM-600A

アンプ、スピーカーなどのオプションラインアップの紹介

・・・てなわけで、シリーズ第3弾『全てはここから始まった〜National COCK PIT編』お楽しみ頂けたでしょうか?万が一、未開封・未使用の状態で保管されている商品があれば、それこそ『なんでも鑑定団』モノですね!!しかし今や、天井にはカラーモニターをつけ、ナビやDVDを見る時代・・・。時代は変わりましたね。今、COCK PITが付いている車を見たら、即座に林家ぺー化しますね。それでは次回のまこでんちゃんねるをお楽しみに!ばいびー!

ちなみに初めの方にちらっと話した、まこでん管理人の当時の愛車の写真を特別公開!!とくとご覧あれ!!


S57年式 カローラレビン APEX TE71後期モデル

ハンドルはMOMOのキャバリノ(パワステ無しだった為、極度に重い)、マフラーはフジツボ、ホイールはVOLK RACINGのシルバーメッキ(タイヤメーカーはチト忘れたが、50タイヤだったので乗り心地は最悪)白黒テレビ付き、当然スモークガラス、ハイ フラッシャー、ホタルランプ、ドアミラーに変更等々・・・

今思えば、売らなければ良かったと、管理人はメチャ後悔しています。それにしても横にあるデンソーのサービスカー(NDマーク入り)が何とも懐かしいなあ・・・

 

 

             

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